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その65
つづきです。
その1はこちら
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インド10日目。2019年3月21日、恐怖の日がやってきた。
この日まで、各地での観光も早々にデリーに戻ってきたのにも訳があった。
遡ること、インドに着いた翌朝。
インドに来て間もない我々が知ることとなったのは、「ホーリー祭」開催の事実。
世界一カラフルで、世界一過激で、世界一クレイジーなお祭り!!!
どうやら、この日にクレイジーな祭りが開催されるらしいが、そうとは知らずインドに来てしまっていたようである🐰🐿
とんでもない時に、インドに来てしまった(笑)🐰💦
そんなにヤバいのか、、、??
*ここで少し、ホーリー祭について*
もともとは、豊作祈願の祭りだそう。
この日は、町中の人がカラーパウダーや色水などを掛け合い、最後には「ハッピーホーリー!」と言ってハグをします。
文章に書くとあんまり伝わらないかもしれませんが、想像もつかないほどのカオス度。画像見た方がわかりやすいかも、、(ホーリー祭の画像検索)
なぜ、これがそんなにも危険なのか。
その理由は、「カースト制度」にあると言われています。
ガンジス川の夜の記事(詳しくはコチラ)でもチラッと出てきたバラモンはこのカーストの最上位の階級だった。
法律上は撤廃されているようだけど、生まれながらにして、身分や職業が決められるような慣習が今も根深くある環境下で、ホーリーの日だけは無礼講。
日ごろの鬱憤が爆発する結果、暴走する人が多い。
また、インド人は宗教上お酒を飲まない人が多いですが、この日だけは飲酒が解禁されるそうです。
年に1度、普段飲まない大人たちが大量に泥酔状態になる世界って想像するだけで恐ろしい、、、🐰💦
現に、事故や犯罪が多発、女性は性被害も後を絶たない、時には死者が出ることもあるんだとか。。。
インド人の女性はこの日は絶対に外に出歩かないそうです。
と、、、
そんなわけで、さんざん脅されて、この日はご飯とスナックを買い込んでホテルで待機。🐰
すると、旅行会社のジャッキーから、会社の事務所でホーリーのパーティーをしているからよかったら来ないか?と連絡が!!
しかし、ジャッキーには色んな恨みがある。(笑)
旅行会社に行ったら手数料の6%をまた請求されかねない!と思って丁重にお断りした。
そして午後。
食料も尽き、ホテルでの時間にも飽きてきて、ホーリーも午後で落ち着くという話を聞いていたので、そろそろご飯を食べに外出しようという話になった。🐰🐿
(これがあかん!!!)
おそるおそる、ホテルから外の様子を伺う。。
大丈夫そうだ。。。
ホテルから出る。。。
歩いて3分くらいの場所の露店まで一気に駆け込む!!!
そして何時間かぶりのちゃんとしたご飯にありつく~~!うま~!!
大丈夫じゃん~~!!と油断する我々🐰🐿
(これもあかん!!)
帰りの道でインドのおじさんにハッピーホーリー!って声をかけられた。
ハッピーホーリー!と返すと色の粉を付けていいかをご丁寧に聞いてくれた(笑)
終わりかけのホーリーは思ってたより優しい。。。
私は服だけ控えめに(チキン。笑)、妹🐿は顔面にがっつり着色される。(取れんくても知らんぞ🐰)
(これもあかんかった)
もう、数10mでホテルに着くと思ったその時!!!
突然、正面から10代の男の子たちが10人くらい突進してくる!!
怖っっ!!っと思う暇もなく、あっという間に取り囲まれて身体中を触られそうになる我々🐰🐿
何が起きてるか分からず、大声をあげることすらできない状況。
次の瞬間、騒ぎに気付いた警察(っぽい人?)がバイクのサイレンを鳴らしながら駆けつけてくれて、少年たちは笑いながら逃げて行った。。。
あっという間のできごとだった。
めちゃくちゃ怖かった。
警察っぽい人が来てくれていなかったら明らかに危なかった。
改めて無事に日本に帰ってこれてよかったと思う(笑)
次回、「デリーの銀座でお買い物」お楽しみに!💛