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その89
資格の勉強の総論↓↓
就職に役立つ資格として人気の高い簿記検定!!
今回は日商簿記検定2級の合格までを説明します!🐰✨
今、勉強中の方や資格取得を検討されている方、就活前の方は是非読んでみてください!
簿記2級とは??
日商簿記検定試験は1~3級に分かれており、このうち簿記2級は経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の一つです。
商工会議所の説明にも、「高度な商業簿記・工業簿記を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ適切な処理や分析を行うために求められるレベル」とあります。
なんか強そう。。。✨
この資格があれば、経理の仕事だけではなく、税理士事務所や経営コンサルなどの就職に有利です🐰💡
また、大学の学部によっては推薦入試に有利な場合もあります✨
2級と3級のちがい
3級 | 2級 | |
対象 | 個人商店 | 株式会社 |
試験科目 | 商業簿記 | 商業簿記+工業簿記 |
簿記3級の範囲は「個人商店」のお金を計算記録するものです。
イメージは地元の八百屋さんとか豆腐屋さんとか(?)そういうお店が使うような一番基礎の商業簿記が範囲になっています。
一方、2級になると「株式会社」の簿記が中心となります。
個人商店より規模が大く、取引も様々なので、より複雑で細かい論点まで勉強していくことになります。
また、2級では製造業などに適用される「工業簿記」も新しく範囲に含まれるのが特徴です。
合格するには??
私が簿記の2級に合格したのは高校1年生の時でした。(商業高校だったので。)
合格までの時間や勉強方針について私の独断と偏見で説明していきます!🐰
*色んな勉強方法があると思うので、自分に合う勉強法を見つけてくださいネ💡
勉強時間の目安
勉強時間の目安は一般的に300時間前後と言われています。
1日3時間勉強して約半年くらいのイメージですね💡
しっかりと時間を作って覚えるべきところを覚えたら合格しやすい検定だと思います!
ただし、3級を取得済みであるか、独学か資格のスクールに行くか等の条件で時間数は変わります!!
できれば資格のスクールなどで勉強されると短時間で効率よく合格できますが、独学でも合格できる資格だと思います。
(独学の際には3級からスタートされた方がいいかもしれません。。。)
得点配分
第1問~第5問まで各20点の合計100点満点中70点で合格の試験となります。
出題範囲 | 出題内容 | 配点 | |
第1問 | 商業簿記 | 仕訳問題 | 20点 |
第2問 | 商業簿記 | 個別論点 | 20点 |
第3問 | 商業簿記 | 総合問題 | 20点 |
第4問 | 工業簿記 | 個別問題 | 20点 |
第5問 | 工業簿記 | 個別問題 | 20点 |
ざっくり、こんな感じです。
私は工業簿記が得意でした🐰
70点取れば合格なので、第1問の仕訳と工業簿記を完璧にして60点、後の10点を第2問、第3問からとるという戦略で勉強していました(笑)
もし、工業簿記が苦手な方は、第1~3問を完璧にして、工業簿記はできるところだけ。という戦略でもいいと思います!
短期間で合格するためにはそれなりに戦略も必要!!というわけで、それぞれ勉強方法を軽く紹介していきます!
第1問:仕訳問題
仕訳が5問出題されます。
どの科目が得意でも、苦手でも、仕訳は簿記の基本中の基本なので満点を取りましょう!!🔥(これできないと、それ以降の問題も取りこぼすので完全攻略必須。)
仕訳は全パターンを全部暗記するだけです。繰り返し問題を解いて覚えましょう。
- 過去問を10回分くらいダウンロードして解く
- 間違えたところに付箋を貼る
- 2周目は付箋のところを解く
- 正解したら付箋をはずす
- 全部付箋が取れるまで繰り返す。
上のルーティンを1回として、これを3回コンプリートが目標!
第3問:財務諸表
私の勉強方法は主に工業簿記に力を入れているので、第2問はできるところだけ。第3問は部分点狙いです。(笑)
ただし、第3問は財務諸表や精算表の問題ですので毎回必ず決算整理事項の処理が出題されますので、ここだけは得点しましょう!!
*2級で出題される決算整理事項*
- 売上原価の計算
- 経過勘定
- 固定資産の減価償却
- 有価証券の評価
- 貸倒引当金
- 法人税等の計上
必ず出るとわかっているので、絶対に落とせません!!
あとは第1問の仕訳問題できちんと仕訳する力がついていれば、他の問題にもある程度対応できるのではないかな、と思います✨
第4・5問:工業簿記
工業簿記は3級から新しく勉強しなくてはいけない範囲ですが、覚えてしまえば得点源になります🐰✨
工業簿記の問題は大きく6つに区分することができます。
- 総合原価計算
- 標準原価計算
- 直接原価計算
- 個別原価計算
- 部門別計算
- 勘定連絡の問題
この6つのうち、第4・5問で2つが出題されるので全部解き方を覚えましょう!!
6つ覚えたら工業簿記で40点取れるのでコスパいいです🐰✨
最初は慣れない用語にとまどいがちですが、結局は文章問題なので、簿記というより「算数」です(笑)
工業簿記で穴を作らないことが簿記2級合格のカギかもしれません✨
勉強方法
一周インプットが終わったら、過去問をやってみましょう!
時間を気にせず大問ごとに出来るだけ解いてみて、間違えたところや分からないところはテキストに戻って丁寧に復習するようにしましょう。
最初は全然解けないと思いますが、復習を丁寧しているとだんだん点数が上がっていきます!
限られた時間の中で効率よく勉強するにはアウトプットにしっかりと時間を使いましょう🐰
おわり
久しぶりの長編になりましたが、読んでいただきありがとうございました💛
今、転職活動をしていますが、やっぱり簿記は勉強しておいてよかったと思います!!🐰✨
ぜひ、2級頑張って受かってくださいネ!!