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読書録

【武器としての交渉思考】インド人の交渉術~読書録~

3か月で100記事チャレンジやってます!

その63

最近父にすすめられて読んだ本が、インド人の交渉術を思い出されて面白かった。

(ちょうどインド旅行連載をやっているのでタイムリー。笑)

読んだのはコチラ↓↓


著者

この本を書いた人は、東京大学法学部を卒業、マッキンゼー等のキャリアを持つ超エリート。京都大学客員准教授やエンジェル投資家もされていた方。

京都大学で学生に教えていた「交渉の授業」を、この一冊にまとめたものが本書だそう。

交渉のテクニック

私は「交渉」と聞くと、なんとなく営業のお仕事を想像する🐰

しかし、生活のあらゆる場面で「交渉」は存在している。

例えば、友達とランチに行くとき、何を食べるか。この合意を作り出すのが、まさに「交渉」だということらしい。

コミュニケーションって、実は、交渉の連続なわけで。🐰

交渉(コミュニケーション)って私のザ・苦手分野だったりする(笑)💦

この本では日常にありがちな事例から、交渉のポイントがまとめられていて面白かった。

仕事柄、交渉が必要な人だけではなく、、、

  • 何となくいつも自分ばかり損な役回りをしている気がする人
  • 周りに頑固者で何を言っても聞かない人がいて困っている人

当てはまる人にはヒントになることが書かれているんじゃないかな。💡

インド人の交渉術

本書の中で、「アンカリング」の話がある。

アンカリングというのは、交渉の一番最初に出される条件にその後の判断が影響をうけること。

1万円のところを、今なら7500円!」

と言われたら、1万円が基準になり7500円がお買い得!!と思ってしまいませんか??🐰

このような心理効果を利用して、最初の基準を上手に設定することで、自分の有利な条件で交渉をすすめることができるというわけです。

インド人はこのアンカリングが本当に上手だと思う。(笑)

例えば最初に1200Rsだと条件を提示したとしよう。

相場が200Rsだとしても、それを知らない人であれば、500Rsで交渉が成立したら半額以下で合意できたと喜ぶかもしれない。

あくまでも500Rsは、ぼったくったと気づかれてはいけなくて、Win-Winで終われるのがベスト。

(これは、タクシー事件の話である。笑)

このようなインドのぼったくり文化は、交渉術を誰に教わるのではなく、経験から培ってきているもの。

必死で生きている(ぼったくっている)うちに身に付いた本物の交渉術なのだと考えると、もはや尊さすら覚えるな~なんて思ったりした(笑)🐰

自分自身の「宿題」

本書の最後の最後に書いてあったこと。(個人的にはこの話が一番面白かった。)

Do your homework!!

  • 何か新しいことをチャレンジするとき
  • 人生に生きづまったとき

人は、いろいろな場面で誰かに相談することや教えを乞うことがあると思う。

そんな時、大抵それは最終的には自分で乗り越えないといけない課題だったりする。

世の中にはすぐに何でも実行できる人と、なかなかそれができない人がいる。

例えばこのブログを読んで、久しぶりに読書してみようかな、この本、面白そうだからいつか読んでみたいな、と思ったとする。

その時に、今すぐ図書館あるいは本屋さんへ行くか、それとも、思っただけでアクションを起こさず終わってしまうのか。

なかなか思っていることを全部実行するって難しいけれど、結局「実行」。これが一番大切だと改めて認識した。

そして、私は自分への宿題を実行できる自分であり続けたい🐰💛

(説明が下手すぎて脈略がなくなってしまったかもしれない。💦)

 

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