今回の読書録はこちら↓↓↓
日本人なら誰しもが知っている、桃から産まれた『桃太郎』
鬼ヶ島から財宝を持ち帰った桃太郎に待ち受けられていたのは、、、
確定申告でした!!!(笑)
持ち帰った金銀財宝はどう申告したらいいのか。そして、鬼退治に使った「きびだんご」は経費として認められるのでしょうか、、、?!
税理士の高橋先生とアルバイトの小沢君(大学生)のもとへやってくる、悩める日本童話の面々。
税金に困っている登場人物たちの税務相談が会話形式で進んでいきます。
税金の話!!
…って聞くと、難しそう!!分からない!!って拒否反応が出る方も多いと思います。
しかし、童話の面々はもちろん、アルバイトの小沢君も税金については全くの初心者なのでご安心を。
みんなで高橋先生の易しい解説を聞いて『税の知識』を身に着けていくとことができます!💡
目次はこんな感じ↓
- 『鶴の恩返し』鶴の「食費」は経費になる?
- 『桃太郎』きびだんごは経費で落ちるのか?
- 『わらしべ長者』物々交換に税金はかかる?
- 『分福茶釜』茶釜に化けたタヌキは「器具備品」?!
- 『うばすて山』置き去りにした母が残した遺産、相続できる?
- 『舌切り雀』&『笠地蔵』大きな「つづら」に贈与税はかかるのか?
- 『かぐや姫』「かぐや姫被害者の会」の告発
- 『かちかち山』昔話のなかの「医療費」
- 『三年寝太郎』&『金太郎』子供がいる家族の税金
- 『浦島太郎』税金を払わないままだとどうなる?
目次をみただけで、面白そう!!って思うのは私だけかな?🐰(笑)
取り上げられているのは所得税・相続税・贈与税・固定資産税など、割と身近な税金の話です。(漢字ばっかりだけど、難しくないよ!)
1章ずつは短く完結するので、気になるものだけを読んでも◎
面白かったのは、かぐや姫は「パパ活女子」(7章)、鬼にコブを取られた こぶとりじいさんは美容整形(8章)として取り扱われる というところ。(笑)
こんな風に現在の税金と重ねて考えることができるので、タメになる知識が満載です!
税金は私たちの生活とは切っても切り離せない関係。
「控除」や「経費」など、知っていれば得をしたり、逆に知らないと大変なことになることも、、、?!
”生きた知識”を身に着けることは自分の武器になると思います!
税金を学びたいと思ってはいるけれど難しくて分からないという方には取っ付きやすい一冊です💡
もちろん、税金をある程度知っている人にとっても読み物として楽しめます✨
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