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その50
つづきです。
その1はこちら
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この日、起きたのはまだ陽が昇る前。
インド旅行のメインディッシュのひとつ、タージ・マハルの日の出を拝みにいくためだ🐰✨
まだ6時前くらい(?うろおぼえ)の暗い時間帯にもかかわらずチケットカウンターにも、入場までの持ち物チェックの列にも人がいっぱい。
ちゃんと日の出が見たければ、時間に余裕を持っていくことをおすすめします。
入場料は1300Rs。
これね、外国人とインド人価格で入場料が違っていた(笑)足元見すぎのひどい話だよね(笑)
それから数年前の旅行本には1000Rsと書いてあったので、かなりの勢いで値上がりしているんですよね!!
インド、これからもどんどん経済が発展して物価も上がってくるだろうから、本当に学生のうちに行けてよかったな~、なんてしみじみ思ったり。
そして中へ。
わ~~~~!!!
ムガル帝国 第5代皇帝シャー・ジャハーンのお妃様のお墓!!
お墓の概念よ!!
日の出もギリギリとらえられました💛
これ、遠目で庭園とセットで見ても美しいことは間違いないですが、全部が大理石の建造物、やっぱり近くで見れば見るほど美しい。
美しすぎて溜息がでるとはこのこと。🐰
それもそのはずで、このタージ・マハルを建設するために22年もの歳月と莫大なお金を投じたために、国が傾くほどだったといわれています。どんなんやねん(笑)
そこまで皇帝に愛されるお妃様って素敵~~~!!✨
しかし、これが悲劇を引き起こします。
中には棺が2つ。
建物の中心に置かれたお妃様の棺と、その横にシャー・ジャハーンの棺。
なんともアンバランスな配置。
シャー・ジャハーン、実は自分には黒のタージ・マハルを作る予定だったのが、お金の使いすぎで国が傾き、息子に皇位を奪われ、幽閉されてしまって、その計画が叶わなかったんだとか。(笑)
それでも愛するお妃様とタージ・マハルで眠っているんなら幸せじゃない?(笑)🐰💛
黒の大理石で作られたタージ・マハルも見てみたかったけどね。
愛と悲しみのタージ・マハル、そのストーリーも知ってしまうと、また素敵だな~~っていつまでも眺めてられる魅惑のお墓でした。。。
その後に行ったのが、こちらも世界遺産「アーグラ城」
こんなかわいい壁に囲まれていながら、ここは、先ほどのシャー・ジャハーンが皇位を巡る争いに敗れてから死ぬまでの8年間、幽閉されていた場所。
幽閉された部屋からは、川の向こうにあるタージ・マハルが眺望できる。
愛する妻に先立たれ、息子との争いにも敗れたシャー・ジャハーンはどんな気持ちで幽閉されながらタージ・マハルを眺め、一生をおえることになったんだろうか。。。
最後に行った「マターブ・バーグ」はタージ・マハルの対岸に位置する庭園。
ここは黒のタージ・マハルが建設される予定だった場所だと言われていて、ここからは川を挟んでタージ・マハルががゆっくり堪能できる。
穴場スポットだったよ🐰!
この日はタージ・マハルづくし。
世界中からたくさんの観光客がタージ・マハルを見るためにインドに行くだけあって、ベスト・インドのうちの一つでした。
夕方からはいよいよ最後の目的地、バラナシへの夜行列車旅が始まります。
次回、「カオス列車でバラナシへ!」お楽しみに💛