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その59
つづきです。
その1はこちら
前回はこちら
アグラで主要なところを楽しみつくしたところで、最後の目的地のバラナシへ。
バラナシへは、ドライバーのタラとお別れして夜行列車で向かうことになる。
最後の最後にタラとチップの交渉。
私たちは、なんやかんや色々お世話になったし、500Rsくらい払おうかっていう話を事前にしていた。
列車の駅に向かっている車で、タラがチップいくらくれるんや?って聞いてきたので答えると、相場より安いって怒り出した(笑)
チップとは。。。???
それから、あなたたちは楽しい旅ができただろう、とか、ムスリム男から助けただろう、とか、今日は私(タラ)の誕生日なんや、とか(?)、、、
あーだこーだ言われて、ムスリム男の件で若干負い目もある私たちは、結局2500Rsくらいチップとして支払った。
旅行代金とチップの概念がめちゃくちゃ。
だけど堂々とチップをくれってグイグイ主張してくるのは、さすがインド人。この図太い精神は日本人は特に苦手とする人が多いと思う。
が、同時に見習っていきたいとも思った(笑)
駅のホームでは犬と猿がケンカしてギャンギャンやってた。
反対のホームへいくための階段もあるのだけれど、人も動物も平気で線路を横断して反対のホームに行っている。
秩序のない世界だけど、インド人から言わせたら列車が来てないときに何が悪いの?って感じなんだろう。(笑)
当たり前だけど、インドの夜行列車は日本の常識なんてものは通用しない(笑)
一番グレードの低い列車は人がはみ出して扉も閉まっていないままで、異常な乗車率。
改札なんてものもないので、この人、乗車券持ってるの?って感じだった。絶対持ってない。(笑)
いくら貧乏旅行とはいえ、ここで1晩過ごすわけにはいかないから、我々は2段ベッドがあるグレードの席を予約してもらっていた。
このグレードになると、インド人はほとんどおらず近くの席はヨーロッパ系のお姉さんだった。
ちなみに、同じ車両の予約ができなかったみたいで、私🐰と妹🐿は別々の車両になってしまい、インドで初めての別行動をとることになる。
とりあえず、一度乗ってしまえば終電で降りるだけ。貴重品だけちゃんと管理して、朝起きたら列車を降りて妹🐿を待てばいいだけと自分に言い聞かせる(笑)
しかし!!
夜の10時ごろ(?)車掌さんらしき人が登場!!!!
そんなのきいてないよ~~!!!🐰💦
チケットの確認かな、と思ってチケットを見せたけど、どうやらそれじゃないらしい。
チケットじゃなかったら何?私ここの席間違えてる?チケットになんか問題あった?とか思って焦ったけど、なんせ英語が話せないし、聞き取れない。
わたし、大ピンチ!!
困っていたら、近くで寝ていたヨーロッパ系のお姉さんが自分のパスポート出して、これだよ~って教えてくれて、やっとパスポートを提示するように言われているとわかった。(笑)
お姉さんありがとう~~!!!
車掌さんも英語が伝わなすぎて相当困惑してたので申し訳なかったけど、パスポートならパスポートといってくれ💦
しかし、これで最難関は突破!!!
ひとりぼっちの夜行列車も、なんとか優しい海外の方に助けられて切り抜けることができた。優しい世界💛
あとはバラナシまで寝ているだけ🐰
次回いよいよ「聖なるガンジス川」です💛